ストーリー
ドラゴンヒートの危機と、動き出す巨大な欲望。
ルール無用、勝敗の予測不能な非合法の地下闘技場、ドラゴンヒートで伝説の10連勝を成し遂げた若者は、
仲間たちに別れも告げず、日本を離れ、
アメリカの地をさまよっていた。
『神室の狂龍(きょうりゅう)』と呼ばれた、
その強者の名は"右京 龍也"(うきょう たつや)。
人生とは?誇りとは?
何かを掴みかけたはずの若者は苛立っていた。
約一年ぶりの神室町、その街は相変わらず
権力と欲望に満ちあふれていた。
龍也は路地裏のチンピラに絡まれていた少年を助ける。
それが新たな事件の始まりだった。
その助けた少年は、ドラゴンヒートの若きファイター。
久しぶりにドラゴンヒートを訪れると、
死闘を繰り返した懐かしいあの場所は、
今でも存続していた。
そして、そこには龍也が忘れかけていた
ものが残っていた……。
だが、大阪・蒼天堀(そうてんぼり)から進出してきた
新進気鋭の地下闘技団体『阿修羅(あしゅら)』の
手によって、ドラゴンヒートに滅亡の危機が迫る!
龍也は、新たな仲間たちのために、
そしてドラゴンヒートを死守するために、
約束された輝かしい未来を捨て、
再びあのリングに上がる決意をするのだった!
神室町全体を巻き込む巨大な欲望が
動き出すと知らずに……。